ライターになったきっかけ〜女性の生き方

ライターを始めたのは、海外への移住がきっかけ

私のこれまでの職歴は、そのほとんどがトークが中心となるものばかりで、日本在住時の最後の職種にいたっては、結婚式の司会業と私立幼稚園・小学校での英語講師という、海外での就職にまったくもってつぶしが利かない職業だった。

バイリンガルの壁にぶつかる

日本でも英語を使っての仕事はしていたため、現地での仕事は見つかるんじゃない?とよく言われたものだが、私が移住した街は、英語とフランス語を話すバイリンガルの街。仕事をするには、フランス語が話せることが必須となる。

私はフランスへの留学経験があったため、日常生活程度のフランス語は問題なかったが、そのフランス語で企業の面接を突破できるほどの能力も自信もなかった。

そこで的を絞ったのは、英語がメインの会社と日本語話者も必要としている会社だった。とはいえ、これまでの職歴を活かすことはできない。(接客業・サービス業は、英仏バイリンガル必須)

家族と子供を持つうえでの仕事探しに苦戦

フランス語の学校へ通いながら、就職活動を必死におこない最終面接までこぎつけた会社もあったが、うまく条件の合うところは見つからなかった。私には就職するうえで、クリアしたい条件が多すぎたのだ。条件とは 下記である。

1:30代半ばでの結婚だったため、子供が欲しければタイミングはいま。そのため、子供ができたあとのことも考え、夕方定時で終わる職場がよい。

2:夫の仕事の都合上、保育園の送迎は私になる。また夫は土日に仕事が入ることもあるため、土日勤務はできない。

3:最低でも1年に一回できれば中期滞在で日本の家族で会いに行きたい。(私は家族大好きっ子だ)

4:子供を預けてまで働くのであれば、それなりに将来性のある職種か収入がある仕事でなければ、働く意味がない。

どうだろう?特別なスキルがあるわけではなく、これらの条件をクリアし、なおかつ英語もフランス語もネイティブスピーカーでない私に仕事は見つかるのか。。。否!

そう、見つかるわけがないのだ。

それでも、もしかしたらそんな会社もあるかもしれないと一縷の望みをかけて頑張ってみたが無理だった。その後2社ほど、納得できそうな会社があったが、最終面談の際に保育園の送迎時間に合わせて働くことは可能ですかと打診したところ、それがネックとなり就職には結びつかなかった。

夫との話し合いで、仕事大好き人間の私が働くことは構わないが、子供が1日に外で過ごす時間が、親であるわたしたちとの時間を超えないようにしようと決めていたため、この条件が一番ゆずれない部分でもあった。

こうして、現地海外での就職活動はいったん脇に置くことになる。



思い

この悩んで苦しんだ就職活動のあと、スムーズに物事が進むまないこのもどかしさと、どう折り合いをつけたものかと一人考えた。

なんども自分に問いかけたのは、制限の中でどこまで譲れてどこまでが譲れないのか。

夫が好きで結婚をした。欲しくて子供も持った。そのどれもが大切ではあるけれど、だからといって自分の人生をないがしろには、できればしたくない。

日本人であり母である私は、無意識レベルで自分を後回しにしがちだ。そしてその後「自分ばっかり我慢してる!」と自分で決めたくせに不満がたまるという、かなりめんどくさい性格の持ち主でもある。

海外にいる女性は、独身であろうが、パートナーがいようが、子供がいようが、なんとも軽やかに自己実現を可能にしている。私の周りにも良いお手本がたくさんいる。

私は残りの人生をそのように生きたいなと思っている。そして、日本の女性ももっとそのように生きていけるようになれればいいのになぁと思うのである。

ライターという仕事は、わたしにとってその生き方を実現できる一つの道なのだ。

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